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汕頭市

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汕頭市

汕頭市(スワトウし)は中華人民共和国広東省東部に位置する地級市。
スワトウ刺繍が有名である。

地理

広東省東部の潮汕平原の沿海部に位置し、西と南は掲陽市、北は潮州市に接する。

  • 東は南シナ海で、海上に浮かぶ南澳島も市域に属する。
  • 北には桑浦山、長得竜山、竜坑山、香炉山といった山がある。
  • 韓江はここで南シナ海に注ぐ。

大河である榕江と、支流の紅蓮池河、鮑斉河が市街地を流れ、以前は榕江で東西に分断される形となっていたが、現在は汕頭海湾大橋がかかり、一体化している。
榕江の河口には媽嶼島、徳州嶼などの島々が点在する。

気候

亜熱帯のモンスーン気候に属し、

  • 夏に雨が多いほか、秋には台風の影響を受け、
  • 年平均降水量は2420ミリメートルある。
  • 年平均気温は21.3℃で、
  • 冬も温暖である。

言葉

住民の多くは潮州にルーツがあり、広義の閩南語の一種である潮州語を話す。
食べ物は、海の幸を生かした潮州料理の本場であり、日本人の口にも合うものが多い。

経済

第二次アヘン戦争を経て、それまで使用していた潮州港の治安が悪化し、代替港として1861年に対外開港された。

  • これ以降、広東省東部の玄関口としての地位を得て発展をするようになり、
  • 1919年冬に汕頭市政局が設けられ、
  • 1921年7月市政庁が設置され、澄海と分れた。
  • 1930年正式に市政が施行され、広東省政府に属した。
    中華人民共和国成立後、
  • 1958年、汕頭専区が設けられ、名実共に潮汕地区の中心地となった。
  • 1981年に経済特区が設置されたが、
    深圳や珠海に比べ経済発展は限定されたものであった。
  • 1991年、行政区域の分割が行われ、
    潮州市掲陽市が新たに地級市とて独立した。

対外関係

歴史的に華僑を多く輩出している土地であり、海外との交流が密接である。
海外にいる華僑、華人及び香港マカオ、台湾地区に居住している出身者は335万人を数え、

  • 世界40ヶ国余に広がっている。
  • とりわけ、タイ王国に在留している出身者が多い。

これらの地域との独特の地縁を生かして、汕頭は対外開放初期から力を発揮してきた。

友好都市としては、

  • 日本の岸和田市、
  • カナダのセント・ジョン市、
  • 大韓民国の平沢市と
    提携している。

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